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2021年7月

嵯峨野を散歩する。「夏景色」2021 仲夏(京都)

今日の散歩。

嵯峨野の

何時ものコースを散歩した。

「長辻通」を上り

「清凉寺」(嵯峨釈迦堂)に向かう。

参道の家々には

門掃きと打ち水の跡が残る。

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「清凉寺」(せいりょうじ)

 別称:嵯峨釈迦堂
 山号:五台山(ごだいさん)
 宗派:浄土宗
 本尊:釈迦如来
 創建:寛和三年(987)
 開基:奝然(ちょうねん)
 開山:盛算(じょうさん)

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境内は

蝉時雨降り注ぐ

真夏の景色だった。

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「本堂」に

蝋燭と線香を供え

季節のお参りをする。

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青空の中

「多宝塔」と

「小倉山」の

緑の景色が美しかった。

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当山には

鎌倉中期の頃

念仏中興の祖「円覚上人」が

この地で説法をされた時

集まった群衆の中に

生き別れの母の姿を見つけ

思わず「母みた」と叫んだという

何とも切ない逸話が残る。

「嵯峨大念仏伝承碑」には

『 あみだ 母みた 母みた 』と刻まれている。

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念仏を唱えれば

亡き母親を

念仏の中に見出すことができる

ということかも知れない。

長い時の流れた山内には

様々な逸話が残されている。

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「清凉寺」から

夏の陽射しの中

「愛宕街道」を上る。

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「二尊院」は

嵯峨野巡りの

観光客の出入りが多かった。

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山内の

参道(紅葉の馬場)は

「モミジの深緑」に覆われていた。

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「二尊院」(にそんいん)
 正式名
 山号:小倉山(おぐらやま)
 院号:二尊教院(にそんきょういん)
 寺号:華台寺(けだいじ)
 宗派:天台宗(明治以降)
 本尊:釈迦如来
     阿弥陀如来   
 創建:承和年間(834~848)
 開基:嵯峨天皇
 開山:慈覚大師(じかくだいし)

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「二尊院」から

「落柿舎」に下る。

緑に埋もれた

「落柿舎」門前を

修学旅行の子供達が通り過ぎる。

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「落柿舎」(らくししゃ)
 築邸:貞享二~三年(1685~1686)
 再建:明和七年(1770)
 庵主:向井去来(俳人)
     向井去来の別荘(俳句道場)
     「松尾芭蕉」は元禄四年長く
     滞在し『嵯峨日記』を著した。
     入口に下がる笠と蓑(みの)は
     去来の在庵を表わす。

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「落柿舎」から

「常寂光寺」へ向かう。

背後の「嵐山」に

「小倉山」が溶け込んだ

緑の景色が美しい。

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「常寂光寺」(じょうじゃっこうじ)
 山号:小倉山(おぐらやま)
 宗派:日蓮宗
 本尊:十界大曼荼羅
 創建:慶長年間(1596〜1614)
 開基:延壽院(えんじゅいん)
 開山:日禛上人(にっしんしょうにん)

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「常寂光寺」も

「モミジ」が覆い

爽やかな風が通り抜けていた。

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駐車場の

「夏もみじ」が

色付き始めている。

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「常寂光寺」から

緑の小径を通り抜け

「小倉池」へ向かう。

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「小倉池」は

暑さのせいか

飛び交う小鳥は少なく感じた。

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水面は

蓮の葉で覆われ

優しいピンクの

蓮の花が可愛らしく思った。

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池の小径は

木陰少なく

足早に「竹林」へ向かう。

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「竹林」に入ると

涼しげな風が通り抜ける。

竹の木陰と地下水の

自然のクーラー効果だろう。

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風に吹かれ

サヤサヤと

竹の奏が心地良い。

木漏れ陽に浮かぶ

「柴垣」が幻想的だ。

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「ウグイス」の

囀りを聞きながら

「竹林」を下り

「野宮神社」に参拝する。

竹林の中の緑の杜は

今日も幻想的だった。

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「野宮神社」(ののみやじんじゃ)
 創  建 :大同四年(809)
 創建者 :不詳
       天皇の代理で
       伊勢神宮にお仕えする斎王が
       伊勢に向う前に潔斎をした
       「野宮」に由来する。
 祭  神 :野宮大神(天照皇大神)
 御神徳 :鎮火勝運、芸能上達
       良縁結婚、子宝安産、商売繁盛
       交通安全、財運向上

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蝉時雨と

夏の景色

遠い記憶が蘇る。

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気温は高いが

深緑と笹の匂い香る

心地良い散歩だった。

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 Photo : RX100Ⅵ

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東寺縁日に参拝する。「弘法市」2021 仲夏(京都)

今日の散歩。

東寺の

縁日(弘法市)にでかけた。

九条通りから

露店が建ち並ぶ

「南大門」を入る。

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「東寺(教王護国寺)」

山  号:八幡山
     (はちまんさん)
正式名 :
金光明四天王寺 秘密伝法院 教王護国寺
(こんこうみょうしてんのうじ
   ひみつでんぽういん きょうおうごこくじ)
宗  派:東寺真言宗
     総本山
本  尊:薬師如来
創  建:延暦十五年(796)
開  基:桓武天皇

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毎月21日は

「縁日(弘法市)」で

境内には「露店」が建ち並ぶ。

疫病で

市が中止されていたので

久し振りの開催だ。

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「縁日」とは

神仏がこの世と「縁」を持つ日とされ

この日に参詣すると大きな功得があるとされ

各神社寺院で行われている。

「東寺」では

「弘法大師空海入寂」の3月21日を期して

毎月21日に「御影堂」で行われる

「弘法大師空海」に報恩感謝する

「御影供(みえいく) 」のことを指している。

700年以上続く東寺の行事だ。

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「縁日」では

「金堂(本堂)」の南扉が開かれ

本尊「薬師如来像」が

外から直接拝観できる。

先ずは

「金堂」の

本尊「薬師如来」に参拝する。

堂内の広大な空間には

金色の本尊「薬師如来坐像」と

「日光菩薩」

「月光菩薩」が両脇に並ぶ。

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「金堂」参拝後は

「露店」を眺めながら

「御影堂」へ向かう。

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読経が流れる

「御影堂」に上がり

『南無大師遍照金剛』を唱え

「縁日」の参拝をする。

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「御影堂」には

参拝する各地の僧侶や

修行僧を多く見掛ける。

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「食堂(じきどう)」では

「お砂踏み」が行われていた。

「お砂踏み」は

「食堂」の周囲に

四国八十八カ所の

本尊が描かれた掛軸が掛けられ

下に置かれた各札所の「お砂」を

踏むことにより実際にお遍路したのと

同じご利益があると言われている。

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「弘法市」には

骨董・古着・雑貨・植木

飲食店などが並ぶが

近年は外国人観光客が多く訪れ

手頃な骨董や古着(和服)に

人気があったようだ。

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疫病の前なら

境内や周囲道路に

1,000店舗近くの

「露店」が立ち並ぶが

今年は空きスペースが多い。

例年の1/3程度だろうか。

感染対策で

出店を規制したのだろう。

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「縁日」には

自宅に閉じ籠もっていた老人が

連れだって参拝に訪れるが

熱中症注意報で

老人の姿は少なかった。

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さて。

高温の日々が続くが

まだ体が馴染まない。

しばらくは

散歩時間を短くしようと思った。

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 Photo : RX100Ⅵ

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梅雨が開けた。2021 仲夏

7月17日

梅雨が明けた。

「梅雨(ばいう)」の語源は

中国「長江(揚子江)流域」で

梅の実が熟する頃に降る雨ということから

名づけられたと言う説が一般だ。

日本では

詩歌集[藤原公任撰「和漢朗詠集」に

「梅雨」という言葉を読んだ詩の一節があり

平安時代には日本に伝わっている。

その後

江戸時代の「日本歳時記」の中に

「これを梅雨(つゆ)となづく」という記述があり

「梅雨」の読み方が「ばいう」から

「つゆ」に変化していったようだ。

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七月一日の

神事で始まった

「祇園祭」は「梅雨の祭」

祭りのあとは

油照りの夏が始まる。

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 Photo : RX100Ⅵ

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沼津へ出かけた。「お盆」2021 仲夏

お盆。

沼津へ出かけた。

沼津駅を出たが

まだ雨が止まず

暫く駅で雨宿りする。

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予想どおり

30分ほどで雨は上がり

「仲見世商店街」を通り抜ける。

10時を過ぎたせいか

人はやや多く感じた。

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「夏祭り」の季節だが

アーケードには飾り付けはない。

昭和23年から始まった

「沼津夏祭り」は

今年も中止のようだ。

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アーケードが撤去された

「新仲見世商店街」では

舗装工事が行われていた。

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コンビニ横から

セミの合唱が聞こえる

「浅間神社」に参拝する。

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【浅間神社】(せんげんじんじゃ)

 創  建 :延暦二十年(801)
 現在地 :建仁三年(1203)
 祭 神 : 木花開耶姫命
      (このはなさくやひめのみこと)
 配 祀 :瓊瓊杵尊、彦火火出見尊
 御利益 :縁結び・安産、武運長久・道中安全

右殿(明治十年遷座)
【丸子神社】(まるこじんじゃ)

 創  建 :崇神天皇の御代
 現在地 :明治十年(1877)
 祭 神 : 金山彦尊
     (かなやまひこのみこと)
 配 祀 :國常立尊ほか十七神
      (菅原道眞、平將門・・)
 御利益 :鍛冶(剣・鏡・鍬など鉄工)ほか

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当社は

もともと「浅間神社」が鎮座していたが

火災で焼失した「丸子神社」が

明治十年に遷座され

一緒に祀られるようになった。

小神社だが

左殿・右殿がある

格式を残した神社だ。

「浅間神社」は

古くから当家の氏神

親の教え通り左殿に参拝する。

現在では

真ん中で参拝しても良さそうだが

長い慣習は直せない。

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「浅間神社」参拝の後

菩提寺「乗運寺」へ向かう。

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「乗運寺」(じょううんじ)

 山 号:千本山(せんぼんざん)
 宗 旨:浄土宗
 本 尊:阿弥陀如来
 創 建:天文六年(1537)
 開 山:増譽長圓上人

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今年も

本堂前には

純白とピンクの

「木槿の花」が咲く。

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当山は

昭和20年の

沼津空襲で焼失。

昭和40年に再建されたが

「客殿式本堂」のためか料亭のようだと

批判もあったが五十年を経たいまでは

趣がある本堂になったと思った。

先ずは

「本堂」に参拝する。

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墓地へ入ると

墓参者は少なかった。

疫病と天気の影響だろう。 

ご先祖の

功績に感謝し

お盆の墓参りをする。

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墓参りの後は

「千本浜公園」から

「千本浜」へ向う。

何時ものベンチは

降った雨で水溜まりの中だ。

一休みせず

「千本浜」へ向かう。

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「千本浜」は

さっきまでの雨雲が去り

青空が見え始めていた。

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防潮堤の

何時もの場所に座り

のんびり海を眺めた。

今年も

母の実家の「晦日盆」には

行けそうもないが

こっそり墓参りだけでも

行ってみようかとか考える。

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雨雲の中から

大瀬崎が見え始めた。

宣言はまだだが

沼津の梅雨は明けたと思った。

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帰路

「狩野川」を通るが

7月3日豪雨の痕跡は見掛けなかった。

既に片付けられたのだろう。

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「御成橋」は

桁が低いので

橋脚には流木が残されていた。

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 Photo : RX100Ⅵ

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東寺畔を散歩する。「送り梅雨」2021 仲夏(京都)

今日の散歩。

雨上がり

東寺へでかけた。

九条通りから

「南大門」を入る。

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「東寺(教王護国寺)」

山  号:八幡山
     (はちまんさん)
正式名 :
金光明四天王寺 秘密伝法院 教王護国寺
(こんこうみょうしてんのうじ
   ひみつでんぽういん きょうおうごこくじ)
宗  派:東寺真言宗
     総本山
本  尊:薬師如来
創  建:延暦十五年(796)
開  基:桓武天皇

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「南大門」の

銀杏の実が大きく膨らむ。

先ずは

「金堂」に遙拝する。

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境内の森からは

「蝉」の鳴き声が聞こえる。

今年の初鳴きは

五日程前だった。

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「御影堂」へ向かうと

拝所を巡る

修行僧とすれ違う。

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「御影堂」にお参りし

広場(駐車場)へ向かう。

入れ違いで出て行った

修学旅行生を乗せたバスが去ると

境内が一気に寂しくなった。

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「宝蔵池」は

「蓮の花」が

咲き始めていた。

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「宝蔵池」は

梅雨に入ると

「蓮の葉」で覆われ

七月にはピンクの花が咲き始める。

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梅雨の花

「紫陽花」が咲き終わり

夏の花

「蓮の花」が咲き始めた。

疫病で

人々は立ち止まっても

季節はめぐると思った。

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さて。

梅雨も末期

「送り梅雨」の気配だ

そろそろ梅雨明けだろう。800dsc04195

    

 Photo : RX100Ⅵ

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知恩院に参拝する。「月参り」2021 仲夏(京都)

今日の散歩。

知恩院にでかけた。

梅雨の合間

「黒門」には

湿った空気が流れていた。

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「黒門坂」の

長い石段を

息を切らせ上り

「北門」をくぐる。

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参道に咲く

「紫陽花」の

桔梗紫が美しかった。

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「知恩院」(ちおんいん)

 山  号:華頂山
     (かちょうざん)
 正式名 :知恩教院大谷寺
     (ちおんきょういん おおたにでら)
 宗  派:浄土宗(総本山)
 本  尊:阿弥陀如来
 創  建:承安五年(1175)
 開  基:法然上人
     (ほうねんしょうにん)

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「御影堂」に上がり

回向の読経に便乗し

片言のお経を唱える。

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「御影堂」のあとは

緑に埋もれた

「納骨堂」に

線香を供え

月参りを終えた。

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当山は

「東山三十六峰」の

第二十一峰「華頂山」の麓に位置する。

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「唐門」前から

「華頂山」中腹への

長い石段を上ると

「勢至堂」がある。

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「勢至堂(せいしどう)」は

「法然上人」が教えを

広められた禅房の故地で

「知恩院発祥の地」でもある。

当時の「知恩院」は

「勢至堂」を本堂とした

こぢんまりとした寺院で

現在のように大寺院になったのは

江戸時代になってからのことだ。

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現在の「勢至堂」は

享禄三年(1530)再建されたもので

現存する知恩院最古の建造物だ。

ご本尊は

「法然上人」の

「本地身(ほんじしん)」とされる

「勢至菩薩像」がお祀りされている。

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この地は

上人ご入滅の地。

「勢至堂」の上には

「法然上人」の

遺骨を奉安する「廟堂」がある。

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「拝殿」では

「法然上人」月命日の

二十五日に別時念仏会が行われ

全国から訪れた檀信徒による念仏の声が

「華頂山」に響き渡る。

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「拝殿」に上がり

片言の念仏を唱え

参拝する。

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参拝を終え

「三門」へ下る。

バス駐車場が再開され

参拝者や観光客が

三々五々訪れていた。

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さて。

梅雨も末期

沼津・熱海地方では

水害が発生した。

親類縁者の安否を確認する。

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 Photo : RX100Ⅵ

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ワクチン接種する。「二回目」2021 仲夏

一回目接種から三週間

二回目のワクチン接種に出かけた。

二回目で

慣れているのか

受付から淡々と進み

25分程度で終了した。

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副反応も

一回目接種時にあった

筋肉痛や倦怠感も無く完治した。

 接種日:①接種部の痛み

  翌日:①接種部の痛み

 3日目:①ほぼ完治

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テレビでは

副反応に備えて

鎮痛・解熱剤が店頭から消えたと

一部の現象を切り取ったような報道があったが

昨年のトイレットペーパー現象と同じと解釈し

何も準備しなかったが正解だったようだ。

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 Photo : RX100Ⅵ

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