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嵯峨野を散歩する。「新緑」2021 仲春(京都)

今日の散歩。

嵯峨野の

何時ものコースを散歩した。

「長辻通」を上り

「清凉寺」(嵯峨釈迦堂)に向かう。

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気温高く

「仁王像」も

薄着が似合う季節となった。

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「清凉寺」(せいりょうじ)

 別称:嵯峨釈迦堂
 山号:五台山(ごだいさん)
 宗派:浄土宗
 本尊:釈迦如来
 創建:寛和三年(987)
 開基:奝然(ちょうねん)
 開山:盛算(じょうさん)

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「本堂」に

蝋燭と線香を供え

季節のお参りをする。

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境内は

すでに新緑の季節。

背後の「小倉山」の

緑の稜線が鮮やかだ。

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「聖徳太子殿」も

「モミジの新緑」に埋まっていた。

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「多宝塔」の後ろに

「源融公墓所」がある。

「源融(みなもと の とおる)」は

「嵯峨天皇」の第十二皇子で

皇籍をはずされ「源氏」を名乗った。

「嵯峨源氏融流初代」で

別名「河原大臣」と呼ばれた。

「紫式部」の

「源氏物語」の主人公

「光源氏」の実在モデルとされている。

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「陽成天皇」の讓位の折

帝位を望んだがしりぞけられ

彼は失意を慰めるためか

風流に傾倒したとされる。

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小倉百人一首第十四首

『 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに

        乱れそめにし われならなくに 』

          河原左大臣 (源融)

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「清凉寺」は

「源融」の別邸

「栖霞観(せいかかん)」があった場所。

天皇になれなかった

貴公子「源融」は

この庭を眺め何を思ったのだろうか。

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茶屋で

境内を眺める。

春の陽だまりから

初夏の日差しに変わり始めた。

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「清凉寺」から

「愛宕街道」を上る。

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「二尊院」前の参道は

鮮やかな「モミジの新緑」だ。

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「二尊院」の

「紅葉の馬場(参道)」も

「モミジの新緑」に覆われていた。

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「二尊院」(にそんいん)
 正式名
 山号:小倉山(おぐらやま)
 院号:二尊教院(にそんきょういん)
 寺号:華台寺(けだいじ)
 宗派:天台宗(明治以降)
 本尊:釈迦如来
     阿弥陀如来   
 創建:承和年間(834~848)
 開基:嵯峨天皇
 開山:慈覚大師(じかくだいし)

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「二尊院」から

「落柿舎」に下る。

「落柿舎」の

「柿の若葉」が

茅葺き屋根を覆っている。

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「落柿舎」(らくししゃ)
 築邸:貞享二~三年(1685~1686)
 再建:明和七年(1770)
 庵主:向井去来(俳人)
     向井去来の別荘(俳句道場)
     「松尾芭蕉」は元禄四年長く
     滞在し『嵯峨日記』を著した。
     入口に下がる笠と蓑(みの)は
     去来の在庵を表わす。

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庵内の

「藤の花」が

見頃を迎えていた。

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「常寂光寺」へ向かう。

参道を「モミジの新緑」が覆い

風に吹かれて木陰が揺れていた。

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「常寂光寺」(じょうじゃっこうじ)
 山号:小倉山(おぐらやま)
 宗派:日蓮宗
 本尊:十界大曼荼羅
 創建:慶長年間(1596〜1614)
 開基:延壽院(えんじゅいん)
 開山:日禛上人(にっしんしょうにん)

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「常寂光寺」から

「小倉池」を通り抜け

「亀山公園」へ向かう。

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「小倉池」の

大木に絡んだ藤蔦から

滝のように垂れさがる

紫の花々が美しい。

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「亀山公園」の

ベンチで景色を眺めた。

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「竹林」から聞こえる

「ウグイス」も

バリエーションが増え

時々「ウグイスの谷渡り」を奏でてくれる。

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頭上には

「シジュウガラ」が遊ぶ。

心地良い。

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「亀山公園」から

「竹林」へ戻る。

散策する

観光客は疎らだ。

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木漏れ日に

照らされた

「柴垣」が幻想的だ。

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風に吹かれ

サヤサヤと

竹の奏が心地良い。

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落ちた笹の葉から

笹の香が漂っていた。

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「ウグイス」の

鳴き声を聞きながら

「竹林」を下り

「野宮神社」に向かう。

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「野宮神社」(ののみやじんじゃ)
 創  建 :大同四年(809)
 創建者 :不詳
       天皇の代理で
       伊勢神宮にお仕えする斎王が
       伊勢に向う前に潔斎をした
       「野宮」に由来する。
 祭  神 :野宮大神(天照皇大神)
 御神徳 :鎮火勝運、芸能上達
       良縁結婚、子宝安産、商売繁盛
       交通安全、財運向上

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野宮は

天皇一代ごとに

造営されなおすことから

外回りを「小柴垣」で囲い

建物も板で屋根を葺いただけといった

簡素な造りだったことから

現在の「野宮神社」もそれを受け継いでいる。

『源氏物語』では

「光源氏」が

源氏の愛情に見切りをつけて

伊勢下向を決意した「六条御息所」を

野宮に訪ね別れを惜しんだ場所となる。

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緑の杜は

今も幻想的だった。

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観光客少なく

新緑と笹の匂い香る

心地良い散歩だった。

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さて。

「緊急事態宣言」で

三度観光客は激減した。

しばらく様子を見ようと思う。

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 Photo : RX100Ⅵ

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