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修禅寺「奥の院」へ出かけた。(伊豆市)

修善寺の修禅寺「奥の院」(正覚院)へ出かけた。

修禅寺から湯船川沿いに「いろは道」と呼ばれる道を

彼岸花や秋桜を眺めながら5㎞程進むと「奥の院」がある。

この「奥の院」は修禅寺の開祖とされる弘法大師が

若い時修業を積んだという場所だ。

入口には山門は無いが何故か石鳥居があった。

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建立年代は不明だがかなり古い石鳥居だ。

江戸時代までは神仏はともに祀られることが多かったと言われるので

おそらくその時代のものと思われる。

明治初期の神仏分離令「廃仏毀釈」を免れたものだろう。

石鳥居から石畳の参道一帯は、平成10年新設された「阿字苑」を

中心とした自然公園として整備されている。

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整備され綺麗になった境内だが

参道付近は古い時代の面影を残している。

石畳の先の石段を登ると「奥の院」だ。

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石段の上には小さな広場と奥には「阿吽の滝」がある。

ここには御堂などの建物はないが、この滝を囲む岩壁の辺りは

驅籠窟(かりごめのいわや)と呼ばれているので

この一帯を「奥の院」というのだろう。

 (「奥の院」:寺社の本殿より奥にあって、開山祖師の霊像や

         神霊などを祭った所)

かって広場には江戸末期建立の護摩堂があったが

昭和36年の台風で倒壊し今では礎石のみ残っている。

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滝の懸かる岩肌は「萬城の滝」や「浄蓮の滝」と同じ玄武岩だ。

滝の下には大師が修行したといわれる修行石が今もあり

傍らに「弘法大師降魔壇」(こうまだん)という石標と

石仏が建てられている。

現在では滝の水量は少ないが

弘法大師が修業した頃はもっと水量は多かったことだろう。

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ここは四方を木々に覆われた静かな場所だ。

案内では134種約15,000本の植物が植えられていると

いうので、この辺りでは11月中旬頃から紅葉が楽しめるだろう。

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奥の院(正覚院)

 奥の院は延暦10年(791年)に18歳の弘法大師が修行したところと
 言われている。ここには馳籠の窟という岩洞があり、その岩壁には
 阿吽の滝と呼ばれる滝が懸かっている。
 滝の横には弘法大師降魔壇という修行石がある。
 大師は修行の適地とこの場所を選んだが、天魔地妖が多く修行の
 妨げとなり、住民も煩わすので、天空に向かって大般若の魔事品を
 書いたところ、金色の経文が空中に現れ、魔衆は窟に閉じ込められ
 その後仏法が広まり国土が治まったと伝えられている。

 平成10年5月には周辺整備により、134種約15,000本の植物が植え
 られ、四季を通じて自然観察が楽しめる「阿字苑」が完成した。

                                   伊豆市

 Photo : XZ-1

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