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50年前のカメラ(OLYMPUS PEN-D)

捨てられないカメラがある。

昭和38年、高校入学祝いに伯父から貰った

オリンパスペンD(OLYMPUS PEN-D)だ。

貰った時は嬉しくて目的もなく撮影したが

当時はまだフィルム代も現像代も高くて

あまり持ち歩けなかった。

正月に撮影し、現像に出さずそのまま放置し

桜の時期に残りのフィルムを撮影し

やっと現像に出すといったサイクルだった。

640r0011765

このカメラはハーフサイズカメラで、35mmフィルムを

フルサイズの半分のハーフ判にて使用できるので

24枚撮りフィルムなら倍の48枚撮影できるカメラだ。

カメラ上部にフィルムカウンタと露出計が付いている。

フィルムカウンタは逆算式で

フィルムを入れて2~3枚分空送りしてから

24枚撮りフィルムなら針を倍の48枚に合わせ

撮影し巻き上げる毎に針の差す数値が減っていく仕掛けだ。

シャッター速度優先の場合は

露出計の値を読み取り、この値をレンズ鏡胴部の

絞り値リングを回して切り欠き部分に数字を合わせると

適切な絞り値が選ばれる。

絞り優先の場合は逆で

絞り値を決めてからシャッター速度リングを回して

露出計から読みとった値に数字を合わせると

適切なシャッター速度が選ばれるという仕掛けだ。

640r0011767

背面は、フィルム巻き上げリングと

ファインダー覗き孔が付いているだけのシンプルな構造だ。

640r0011769

久し振りに弄ってみたが

シャッター音と指先に伝わる微振動が実に気持ち良い。

現在のオリンパスXZ-1と比べても一回り小さく

コンパクトカメラの形が既に出来ていたことがわかる。

50年前のカメラだが構造がシンプルで

フィルムがあればまだまだ使える気がする。

大事に保存したいと思う。

640r0011779

 【オリンパスペンD】(OLYMPUS PEN-D)

  昭和37年(1962年6月)発売
  ズイコー3.2cmF1.9の高性能大口径レンズ
  最高速1/500秒のシャッター、
  セレン光電池式LV値直読内蔵露出計を装備

2012年7月29日の日記→昔の小型カメラ(AGFAMATIC 3000)

 Photo : GR DIGITAL Ⅲ

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