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湯ヶ島の明徳寺(伊豆市市山)

萬城の滝の帰り、湯ヶ島の明徳寺へ寄ってみた。(12/23)

この寺のある旧天城湯ヶ島町市山には、祖母の実家があり

少年の頃、祖母に連れられて来たことがある。

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曹洞宗の寺院で、正式名は「金龍山 明徳寺」という。「1391年(明徳2年)開基」

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山門をくぐると、鐘楼越しに本堂が見える。

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鐘楼は、古い時代の四脚楼門といわれる形式をしている。

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ご本尊は、「拈華釈迦牟尼仏(ねんげしゃかむにぶつ)」で

本堂は、茅葺き屋根の面影を残した、いかにも山寺といった雰囲気である。

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どのお寺でも主役はご本尊であるが、ここ明徳寺では、主役は神様である。

山門右側に「うすさま明王堂」があり、この裏手に

東司の守護神「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」が祀られている。

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東司(とうす)とは、トイレのことで、「烏枢沙摩明王」は東司の守護神で

下半身の病に悩む人々を救ってきたとされている。

祖母達は、老いて「下の世話にならずに健康でいられるよう」と祈願した。

今では「トイレの神様」として有名で、多くの参拝者があるようだ。

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祖父母の家のトイレには

「をんくろだのうんじゃくそはか」という明徳寺の御札が張ってあった。

少年の頃、この呪文とも暗号とも思える言葉が不思議で

何度も、祖母に聞いた思い出がある。

これは、真言「をん くろだのう ん じゃく そはか」と読むのが正式らしく

真言とは、サンスクリット語の音写で呪文的な言葉とされている。

 ※全国的には「そはか」を「そわか」と書くのが多い。

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【明徳寺 (みょうとくじ)】伊豆市市山

明徳寺は室町時代の明徳年間(1390~1394)頃に利山忠益禅師によって創建され

た曹洞宗の寺院で、東司(とうす)の神様である烏彗沙摩(うすさま) 明王を祀ってい

る事でも有名です。ちなみに東司とはトイレのことで、500年前からこの明王様は、

「不浄のものを清浄にする徳」を持っているので、トイレの中にお祭りして“下”

の病気で困った人々を助けてきたと言われています。

ご神体が鎮座する便所に跨ぎお祈りする「おまたぎ」、自然木の男女性器を撫でる

「おさすり」は、年老いても下の世話にならないようにと健康と幸福を祈ります。

境内はごく普通のお寺なのですが、トイレの横に、もうひとつのトイレ「東司」が

あり、ここは同寺のご神体が祀られている神聖なるトイレです。

お守りには便所に祀るお札、身体につけるお守り、下着類などを「お守り」として

販売しています。

ズロース、ブリーフ、パンツのほかに、「越中褌(えっちゅうふんどし)」も販売

していて、ご朱印の入った褌は、霊験あらたかだと言われています。伊豆3大奇祭

のひとつとして東司(便所)の守護神、鳥彗沙魔明王の祭典が毎年8月29日に行

われます。

                           天城湯ヶ島観光協会HPより転載

 Photo : GR DIGITAL Ⅲ

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